
RESPECT
実際にはどこの認証局にするのか、どのようなサービスを選択するかについてはいくつかの判断基準があります。
SSLはサーバ自体の安全性を保証するものではありません。「SSLを使っているから安心です。」という文言を良く見かけますが、これは誤りです。SSLはサーバとプラウザの通信を暗号化するための技術に過ぎないのです。したがって、SSLを使うことでサーバとプラウザとの情報のやりとりは盗聴やなりすましなどの被害から守られますが、サーバの安全性の向上にはつながらないのです。外部に対しての危険性は通常のサーバと変わりはありません。
SSLの強度の度合いというのは、通常、鍵の長さで測られるものです。したがって、実際にSSLのサービスを受けるのにかかる金額と強度には全く関連性は見受けられないのです。SSLは公開鍵暗号基盤(PKI)のしくみを利用しているという点では、どこの認証局でも同じことなのです。自分のところは高いSSLを使っているから安心できるというのは全く信用できる情報ではありません。
SSLはWebメールの暗号化ソフトではありません。そもそもSSL対応のWebメールを使ったとしても、暗号化されるのは、プラウザからメールサーバまでの間のみが暗号化されるだけであって、メールの受信者に届くまでの全区間が暗号化されるわけではないのです。受信者とは無関係のものなのです。暗号化が対象になっている区間を正確に理解している人は意外に少ないようです。
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